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2009年09月30日

お肌にやさしい石けんで、ターンオーバーを促そう!

前回、お肌のターンオーバーを促すのに、
お肌の汚れをしっかり落とすことが大切だということを書きました。

私たちの周りにはクレンジング、洗顔フォームなど
様々な洗浄剤があふれていますが、
どう違うのか、どうして「汚れが落ちる」のか、
その仕組みは意外と知らないですよね。

形は色々あるけれど、
実は、『汚れを落とす』というのは
共通のポイントがあるんです。

そ れ が

『 界 面 活 性 剤 』。

「界面活性剤」というと、「石油系で悪いものなんじゃない??」
というイメージを持っていらっしゃる方も多いかもしれません。

実は『天然の界面活性剤』もあるんです。

「えっ!!それはいったい何???」

・・・(*^m^*)

じっくり、読み進めてみてくださいね♪

「そうだったんだ!」とビックリすることが多いですよ!


======================
そもそも『界面活性剤』って、なに??
======================

汚れを落とすことから、少し話が外れますが

そもそも、『界面活性剤』とは何?というお話をしましょう。

『界面活性剤』とは、石油由来、自然由来というのは、
全く関係なし!!!

水と油の『界面(境目)』を合体させる力を持つものの
『 総 称 』なのです。

界面活性剤って「水と仲良しの部分(親水基)」と「油と仲良しの部分(親油基)」の
両方を持っているのです。

片手は「油ちゃん」片手は「水ちゃん」と握手しているイメージ。
『二重人格』とでもいいましょうか(笑)
こういった油と水、両方と仲良くする性質をもつ物質のことを、
総称して「界面活性剤」と呼びます。

この言葉を聞いたことのある人は多いのではないでしょうか。


   【 界面活性剤のイメージ図 】

   水     水      水     水
      水      水     
 水   〇    〇    〇 ←親水基(水と仲良し♪)
水    │    │    │      
  水  │    │    │     水   水
水    │    │    │ 
     ●     ●     ● ←親油基(油と仲良し♪)
    --------------------------
 水 │ ここが          │   水
    │ 皮脂や汚れ です。 │   
 ===============================================
   ここが お肌や、衣類など



油と水、両方と仲良くする性質をもっていることで、

1、水にぬれやすくする
2、汚れ(油など)を包み込む
3、汚れ(油など)を水の中に分散させる

という働きをし、汚れを落としてくれたり、乳化させてくれたりします。

水と油を仲良くさせてくれるので、
『油汚れも、水溶性の汚れも落ちる』というわけなんですね☆



======================
石けんは 『自然からの贈り物』。
5000年以上前から使われていました。
======================

天然の『界面活性剤』で代表的なものは、
例えば、石けん。

そもそも、石けんとは何でしょう?
その工程と機能は実はとってもシンプル。
石けんとは、動植物の油(ヤシ油など)をアルカリで煮たものです。

この「油」と「アルカリ」というのがポイントです。
石鹸の面白いところは、一つの物質の中に、
「油と仲良しの部分」と「水と仲良しの部分」の両方を持っているのです。

そもそもは、『ソープ』の語源であるローマの『サポー』という町で、
偶然にも焼いた羊の「油」と、「灰(アルカリ)」が混じりあって川に流れ込み、
その川の水で布を洗うと驚くほど汚れが落ちたことから発見されたそうです。

これはまさに、“天然”の石けんですね!

石けんは紀元前2000年ほど前から使われていた
最も古い界面活性剤なのです。


======================
石けんと合成界面活性剤の違い
======================

石けんではない、『合成界面活性剤』を作る研究は19世紀に始まりました。

当時、石けんの原料である動植物の油脂が戦争によって足りなくなり、
まさに必要に迫られて石炭や石油から界面活性剤をつくる研究が行われたのです。
「合成界面活性剤」を洗浄に使ったものが「合成洗剤」です。


石けんは、
人と共存してきた長い歴史を持っていること、
製造過程のシンプルさ、安全性、
酸と出合ったり薄まったりすると界面活性をすぐに失ってしまう性質、
などを考えると、他の合成界面活性剤とはかなり違っています。

ですから「石けん」と
他の合成界面活性剤とは区別して考えられることが多いのです。



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